映画の配給会社にUIPという会社があります。UIPは略号で正式にはユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズという会社の名前なのですが、私たちはよくUIP映画と紹介してきました。
そのUIP映画が今年の末をもって解散することになりました。
世の中の映画界の流れを象徴するような出来事です。
今まで日本で配給を行ってきた、ユニバーサルの映画の配給は東宝東和に移り、38年の歴史に幕を下ろすことになるのでした。
そのフェアウェルパーティーが大阪の天六にある「ワイルドバンチ」で行われました。

UIPを通じて日本に紹介された映画の一部が並んでいます。38年間で880本の映画を配給したそうです。
映画業界の方々、またマスコミ関係の方々がものすごく集まって来られた。そして、その歴史をつづるDVDが上映されたのですが、この編集が実に見事で、思わず涙している方々が、たくさんおられました。(
このDVDをこの日に4回程見ました。見るたびに熱くなります。恐らくUIPの方が見られたら、本当に泣けてくるでしょうねえ。)


6時から始まったパーティーは人が入れ替わり立ち代り入ってこられて終わったのは12時を回っていたようです。
ちなみに小生は2時半までおりましたが、その後もう一軒を回って意識がなくなりました。
今、映画業界は再編の嵐です。大阪の支社はことごとくなくなり、宣伝部だけが残っているところが外資系では大半になってしまいました。
アメリカから見たら、東京も大阪も一緒なんでしょうね。しかもシネコンの増加がこの現象に拍車をかけたのです。
東京で配給が決まってしまうために、営業が東京に集中してしまうということになってしまったのです。その結果が大阪からの撤退という事態を招いたのです。
時代の変化についていくのは大事ですが、いきなり大きな会社が清算されてしまうのは悲しいことです。しかも映画の歴史を築いてきた配給会社ですからなおさらでした。
この日は色々な思い出を語りながら、夜は更けていったのでした。
UIPのみなさま、お疲れ様でした。