日本の怪談の原点ともいえるこの作品、主演があの黒木瞳さんです。
小唄のお師匠さんの黒木瞳さんが、惚れてしまう相手が、タバコ売りの新さんこと尾上菊之助。
この二人の絶妙な掛け合い、黒木さんの意地悪そうな雰囲気がかなりでております。
最初は相手にしなかった師匠も女でございます。ほれたら最後、生徒さんが来なくなっても、新さんさえいてくれればいい、なんて状態になっていくのです。
そして男と女の情念のもつれが、引き起こす悲劇の数々、最後までどろどろの悲劇が続きます。これでもか。これでもかと・・・
やはり恐ろしきは女の念。
監督はあの「リング」をとった中田秀夫さん、よくわかっていらっしゃいます。
今回の映画は思わず「ぎゃー」と叫びたくなるような怖い場面は少ないのですが、じわじわと真綿で締めるように忍び寄る怖さと、日本の情景を取り入れた映像はかなりのできばえです。
すでに50ヶ国からオファーが来ているそうです。
それにしても主題歌を浜崎あゆみさんが歌っているのはびっくりしましてね。エイベックスも製作に参画しているようです。
日本の美、「怪談」尾上菊之助の妖艶さに参ってしまいたい人は劇場に足を運びましょう。
公式ホームページ http://www.kaidan-movie.jp
No.122 2007
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