主人公健次に扮しているのは浅野忠信さん、健次の暗い過去を持ちながらもまっすぐに生きていこうとするけれども、うまくいかない。そんな屈折しているけれどもまじめな生き方をうまく表現しています。
そして、何があっても強く生きていく女、母の間宮千代子役には石田えりさんが扮しているのですが、なんともいえない底知れない深さです。女性の思いというのは、すごいです。ある種、本能的なものかもしれませんが、心の広さは男には勝てません。
許してしまう心の広さ。
女性の強さを感じずにはいられません。
あとオダギリ・ジョーさんも何気に出ています。
まるでDocomoの宣伝を見るような感じですが、二人の空気感は独特なものがありますね。
そんなメンバーが北九州に集まって作られたこの作品は方言を交えながら物語が進んでいきます。その臨場感が映画の端々から感じることができるのです。
これからの邦画は地方の時代かもしれませんね。(くしくも読売のM記者もかたっておりました。)地方ロケで地元の協力をしていただきながら、ひとつの作品を完成させていく・・・・
熊本の黒川監督も地方からの発信をうたっておられましたし、実際、ロケの作品がとてもよいできばえなんですよね。
この作品は2時間16分ある映画なんですが、じっくりと描きこまれているので案外時間がたつのは早いです。
青山真治ワールドに行ってみたい方はぜひご覧ください。
9月より一般公開
公式ホームページ
http://www.sadvacation.jp
No.118 2007
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