最近の南地区の映画館は激戦です。なんばパークスシネマとここのTOHOシネマズなんばができたおかげでずいぶんと南に住んでいる方が映画を見やすくなったのではないでしょうか?
それはさておき、この映画「ミス・ポター」は世界中で愛されているピーターラビットを世に送り出した女性とその彼女をサポートした出版会社の青年の物語です。
二人のロマンスがイギリスの田舎の風景とともに美しく描き出されていきます。
そして、20世紀の初頭のイギリスで女性が自立をするというとても困難な事業を成し遂げたミス・ポターが自然を愛し、田舎の良さを後世に残すためにいかに暮らしていたかを描いているのです。
それにしても、レニー・ゼルウィガーのかわいい笑顔ったらないですね。彼女のはにかんだような笑顔があって初めてこの映画が成立しているような気もします。ロマンスの相手のユアン・マクレガーはとても純粋な青年を演じているのですが、彼のキャラとは少し違うような気がしますね。もう少しフレッシュな人でもよかったかもしれません。
そんな二人をとりまく情勢は決してやさしいものではありませんでしたが、二人は純粋な愛で結ばれていたんですね。それがひと夏の突然の出来事で・・・・
最終的に彼女はイギリス政府に自分の印税で購入した4000エーカーにのぼる田舎の土地を寄付してその土地を守ったのです。それは彼女の作品が自然に触れていたからこそ生まれるものであり、未だに世界中で読み継がれている作品の原動力になったからに違いありません。
全編を通して肩もこらずに見ることのできる作品です。
これから先も変わることなく愛される「ピーター・ラビット」を見るたびにこの物語は思い出されるに違いありません。
No.95 2007

今は難波のプロントでこの原稿を書いています。
ここはサントリー系列のお店なんですね。メニューを見ていて気づきました。
プレミアムモルツは確かにうまいです。はい。映画が終わって飲むビールもまた格別です。


