主役を演じますのは、ラッセル・クロウ。彼は私生活のわからない謎の多い俳優さんとして有名ですが、グラディエーターで見事アカデミー賞を受賞しています。
そんなラッセル・クロウが証券マンを生業としながらも、幼い頃に育てられた自分の伯父のワイン作りとプロヴァンスの生活に徐々に引かれていくというお話。
いやあ、ラッセル・クロウがいいねえ。なんともいえない味わいを醸しだしております。エリート証券マンの雰囲気をうまく演じながらも遠い日のことを回想するシーンの表情がすばらしいです。
そして、彼が心惹かれる女性、ファニーを演じているのがマリオン・コティヤール、「TAXi」シリーズに出ていた彼女は、フランスを代表する女優さんです。とっても妖艶な彼女との噴水の前で花火をバックにキスをするシーンはとても美しかったですね。
全体を通して、プロヴァンス地方のとても穏やかな景色がインサートされているのですが、ロンドンとの対比が印象的でした。一度、ゆっくりとおとづれてみたい地域です。(ナパ・バレーは一度行きましたが、その時の空気感は良く似ていましたね。)
全体を通して、しっかりと作られていて、巨匠リドリー・スコットが手がけた作品の中でも軽いタッチの映画としては珍しいような気もしました。でもさすがです・・・・
ワイン好きな方が見られると、また違った見方ができるのかもしれません、ちなみに監修を世界一のソムリエ、田崎真也さんがされているのでワインの表現方法などはきっちりと翻訳されていると思います。
この映画を見た僕は思わず赤ワインを飲んでしまったのでした。
(なんて単純なんだろう!)
こうして、ワインの夜は更けていくのでした。
NO.84 2007
公式ホームページ http://www.provence-style.jp


