先日お会いした方と経験したワインの話です。
福島の美味しい焼き鳥屋さんの話は先日ブログに書いたのですが、その時にお店で出会った方と、話が盛り上がり、
「じゃあ、ワインを飲みに行きましょう!」
という話になった。たまたま飲んでいたビルの3階に僕の知っているワインバー「PASO」があるので、そこを紹介したいということで行くことにした。
3人でブルゴーニュ風のニュージーランドワインをあけて、
「この値段でこの味なら美味しいよね」
というような会話を交わして盛り上がってきたところで、その人が(初対面の方です)
「じゃあ、新地のワインバーを紹介しましょう。そこは恐ろしいワインバーですから・・・」
ということで、一行はタクシーで新地に向かい、かなり酔っ払った足取りでそのお店「KAWASUMI」に入ったのでした。
そのお店はカウンターしかないワインバーでカウンターの中になんと店のマスターとソムリエの女性が3人もいるんですわ。カウンターは10人も座ればいっぱいの店なのにです。
その日は金曜日でかなりヤングサラリーマンが来て飲んでいたんで、それほど高い店じゃないのかなと最初は思ったのです。
最初に飲んだのはブルゴーニュワインです。
「Chambolle-Musigny 1erCru」2004
まだまだ若いワインなのですがピノの味が口の中に広がってもう幸福感いっぱいになりました。
しかし、そのお店はソムリエの方々もほぼ一杯ずつ飲まれるのでオーダーした方は一杯しか飲めないのです。(ゲゲゲッ)
あっという間にあいてしまったので、じゃあ今度は僕の生まれ年のワインを飲みましょうということになり、なあああんと1962年の「Calon-Segur」をあけて飲んだのです。
45年の眠りから覚めたワインはまだまだ寝ぼけた感じの味だったのですが、じょじょに眠りから目覚めてきました。
僕と同じ時間を経過したワイン。
この感慨は久しぶりにジーンときました。しかも「Calon-Segur」には僕の中に特別な思いのあるワインだったのです。
ラベルにハートがついているのでバレンタインデーによく飲まれたりします。長期の保存ができるワインだと聞いていたのですが、まさに今回、その話を確かめることができたのでした。
45年も保存されてきたワイン。それが今、口の中にひろがってきます。
生まれた年のワインを飲めるのは幸せです。特に年齢を重ねるほどそのチャンスは減ってくるでしょう。それを今飲めたことに感謝したいです。
これも不思議な出会いがもたらしてくれた、格別の出会いでした。


