この作品は監督の色が非常に強く出ています。
まさに監督のわかる作品といっても過言ではありません。
それはウォン・カーウァイ監督です。
「花様年華」「恋する惑星」「2046」などを撮った監督は第59回のカンヌ映画祭の審査委員長も務めています。
独特の美学です。
すれたような景色、色使い、アップの効果的な使い方。
何ともいえません。
そして、今回の主役はノラ・ジョーンズ。歌手としての彼女は有名だが、俳優としては未知数。
その彼女を支えるメンバーがまた豪華。
心にしみるおいしいブルーベリーパイを作るのは、ジュード・ロウ。
何ともいえない魅力が彼にはあります。
ラストシーンのキスをするシーンは、監督の演出ももちろんあると思いますが、かなり参りました。
個人的にかなり好きなのはレオンの少女を演じた、ナタリー・ポートマン。「Vフォーバンデッタ」では体当たりの演技でしたが、今回はちょっと魅惑的なギャンブラーを演じています。
その三者、三様の生き様がニューヨークで最終結論を導きます。
見終わって、ほっとするような、文学作品を読んだ後のような心に栄養を満たしたような気持ちにさせてくれる映画でした。
3月公開 ホームページ http://www.blueberry-movie.com
☆☆☆☆☆☆☆☆
No.11 2008




